京都の予約がなかなか取れない料亭『未在(みざい)』ってご存知ですか?
そのご主人、石原仁司(いしはらひとし)さんが「プロフェッショナル仕事の流儀」に登場するそうです。
有名料亭で修行を積んだ後に『未在(みざい)』を開店し予約の取れない店にした石原仁司さんってどんな方なんでしょう。
経歴やご家族も気になりますが、予約の取れない店『未在(みざい)』の予約方法も調べてみました!
石原仁司(いしはらひとし)さんの経歴
昭和27年:12月15日生まれ 島根県仁多郡出身
昭和43年:大阪高麗橋吉兆本店に入店・故湯木貞一氏に師事
京都龍安寺大珠院住職・故盛永宗興老師と出会い、師事を仰ぐ
昭和47年:京都吉兆本店に移る
昭和54年:京都吉兆本店料理長に就任
平成4年:京都吉兆本店総料理長に就任
平成10年:雲仙半水盧料理長
平成16年:京都東山の円山公園に未在を開く
この7年間で6回ものミシュラン三つ星を獲得されているという未在のオーナー石原さんは現在62歳。
15歳で日本料理の道に入った石原さんは、ずっと茶の湯を学び続けてきたそうです。
高麗橋吉兆のWebサイトを見て納得、【日本料理の神髄はお茶にあり】と書いてありました。
思わず「日本人で良かった〜」とつぶやいてしまいそうな吉兆のWebサイトです。
そんな中で石原さんは日本料理を修行します。
石原仁司さんが目指すのは「一座建立(いちざこんりゅう)」という、茶の湯の世界の言葉。
亭主のおもてなしにお客さまが感動した際に起こる、特別な一体感のことをいうんだそう。
一座建立を目指す為に、料理だけでなく、花や掛け軸、店のあらゆる部分にもこだわり追求しているそうです。
数々の有名料理店で修行を積んだ石原仁司さんは、平成16年、満を持して自身のお店を京都東山に開店します。
それが「未在(みざい)」です。
15歳というと中学を卒業してすぐ、という年齢。
まだ学校を出たばかりの15歳の少年が親元の島根を離れて大阪で修行、昔は普通であったかもしれませんが、大変な苦労があったでしょうね。
石原さんのご家族についても調べてみましたが、残念ながら情報は得られず。
お歳から考えれば、奥様もお子様も、お孫さんがいても不思議ではありませんが、プライベートな情報が見つけられませんでした。
「プロフェッショナル仕事の流儀」ではその辺りまで見られるんでしょうか!?
楽しみですね。
京都の未在(みざい)ってどんな料亭?
無知なワタクシ、未在(みざい)という言葉は初めて聞きました。
いったいどういう意味なのかというと…
「未在」とは、禅語で〝限りがない〟という意味で、石原氏が心に 刻んできた二文字です。修業にはこれで良いという限りはなく、無限であることを戒めとし、店名を「未在」としました。
62歳になってなお、予約の取れない店であってもまだ『修行にはこれで良いという限りは無い』と考えていらっしゃるところ、やはり普通の方では無いわけです。
巷の62歳なら、もう孫と戯れてのんびり過ごしている年代じゃないでしょうか。
まだまだ修行、なんですね。
「未在の料理」は、石原さん独自の茶懐石。
そして、根底には吉兆創始者の故湯木貞一氏の精神が流れています。
毎日300種類を超える旬の食材を使った豪勢な料理は「一生に一度は食べたい」と予約が殺到しているんです。
食べログに情報なんかあるかしら…と覗いてみると…ありました!
すごい高得点!!
皆さんのコメントを見てみましたよ。
未在はやはり素晴らしい!
この素晴らしい料理と時間を味わう為にはそれなりの金額がかかるが、やはり、安い料金で本物を手に入れることはどの世界でも不可能な話で、逆にこの店にこれば何時も最高の幸せな時間が手に入ることを考えれば決して高いことは無いと思う。
1番気になったのは、ご主人の色々な拘りの数々。立地、眺望、ライティング、盛り付けetc..。
外国の方がこちらへ来たら日本が絶対好きになり夢の世界を体感出来ると思います。
何とか全て完食、これでもかという質と量の高い料理の連続に驚いた。
茶懐石とか難しいことを考えなくとも、素直に美味しいと思える料理をこれだけ楽しむことが出来て大満足だった。
その食材が映える器と盛り付けも素晴らしい。
お値段は高いけど、確かにその価値がある時間を過ごせました。
コメント読んでいるだけで涎が出ます!笑
お料理の写真はNGだそうで、残念ながら食べログにも一切写真がありません。
他のお客さまがいない場合は、店内だけなら撮影許可が出るそうです。
写真が無いのに涎が出るって!
さすが食べログレビュアーの皆様。表現力が素晴らしいです!^^
皆さんのコメントから想像する、未在という料亭はこんな感じです。
- 費用は35,000〜40,000円程度である
- 量がハンパなく多い
- 撮影はNGである
- 予約は半年〜8ヶ月待ち、10ヶ月待ちの方もいました!
- お一人様はNG
- リピーターが多そう
- 未在の予約が出来たから京都に旅行に行く、という方もいる
京都の料亭、未在(みざい)の情報と予約の方法は
未在(みざい)
住所:京都府京都市東山区八坂鳥居前東入ル円山町613, 605-0071
電話:075-551-3310
営業時間:18時00分~22時00分
知り合いの社長さんが、お知り合いの方と一緒にようやく行けたみたいです。
やはり常連さんを大切にされているみたいで、一見さんだと、かなり予約するまでに時間がかかりそうです・・・(´・ω・`)
まずはダメもとで電話をしてみて、根気よく半年から1年待つ覚悟で!ってことしか無さそうです。
その間に35,000円を貯めておくべし!ですね^^
一生に一度、死ぬまでには食べておきたいお料理です。